知財よろず相談活用のすすめ(2)

 看板サービスとして掲げております知財よろず相談

 おかげさまで、前々から相談先を探しておられた事業所様やお馴染みの事業所様からぼちぼちとお声をかけていただいて面談をさせていただき、定期面談サービスのお申し込みも承って開始しました。

 実際に面談をしてみて、改めて気づきました。

 最初の頃は、「なんだか雑談だけで終わりそう・・大丈夫かしらん?」と感じていたのに、半ばあたりになると、大事な話がボコボコと出てきて白熱してくることに。

 ほんの小一時間程度、あれこれと話をしているうちに、お客様が忘れていた問題を思い出して話してくださったり、お客様が意識しておられない問題が見えてきてこちらから指摘させてもらうなど、話の密度がぐぐっと高まってくるのです。

 キーと思われることを発掘するには、肩の凝らないざっくばらんな会話の方が向いているのかもしれません。

 私自身にも覚えがありますが、「専門家に相談しよう」と決意するのは、かなり難儀なことが発生したり、放置していた問題が深刻化するなど、割合に切羽詰まった状況になっていることが多いものです。

 そのような段階で相談しても「手遅れ」ということもあるので、なにか心にひっかかることがあるならば、早めに相談した方が良いのですが、

  • 忙しくてそれどころではない・・
  • 事情を色々説明するのは面倒だ・・
  • かしこまった雰囲気の中でこんな些細なことを相談するなんて恥ずかしい・・

というような理由で、放置されてしまう傾向があるのです。

 放置された問題が芽を出して大きくなり、刈り取るのがとてもやっかいになるかもしれないとしても、そうなると前々から予測することはできません。問題があることに気づいてすらいない場合は、その予測はおよそ不可能です。

 

 弊社の知財よろず相談の最大のウリは、知財への馴染みがうすい方でも、おおぎょうな気構えなく利用していただける身近なサービスであるということです。小さな疑問やお困りごとにも誠実に対応します。ご相談いただける内容も、知的財産権の取得に関することに限らず、発明の創出、実用化、販路や提携先の開拓など、幅広く承ります。

もう一つ、お伝えしたいことが・・・

 便宜上、「相談」という言葉を使用していますが、弊社の「知財よろず相談」は、知的財産に関係があることであれば、相談とはいえないような目的でも利用していただくことができます。たとえば、自社で開発を進めるにあたって特許されるような発明とはどのようなものか知りたい… というような漠然とした問題意識や、事業活動をする上で知的財産に関して心得ておくべきことを知りたい… というようなご要望にも、お応えします。

 

 なにごとも、試してみなければ善し悪しを判断できませんし、どんな問題にも即座に答えを出せるようなこともありませんので、初回のご相談は無料にしております。

 定期訪問相談サービスについても、同様の趣旨で、最初の6ヶ月は割引料金で提供しております。

 

 問題があるか否かや問題の大小にかかわらず、まずは下記のボタンをポチッとして、ご連絡下さいませ。

株式会社知財アシスト 代表取締役 小石川由紀乃

小石川由紀乃 プロフィール

 理系出身者が圧倒的多数を占める弁理士業界において、大学で神経生理学や心理学を専攻した後、百貨店の書籍部門での勤務などを経て知財の世界に足を踏み入れた少し変わり種の弁理士。

 特許事務所勤務の傍ら、独学に近い無手勝流の受験勉強を経て、2005年に弁理士試験に合格。当初は、与えられた仕事をするだけのひきこもりタイプの勤務弁理士であったが、あるとき意を決して、外部との交流や情報発信などの活動を始める。

 中小企業のクライアントが多い特許事務所に長く勤務して見聞きした実情をふまえ、自分なりにできることをしようと、2013年に知的財産に関する専門部署を持たない企業に向けた知財サービスを提供する事業所:知財サポートルームささら(現・ささら知財事務所)を開設。

 より充実したサービスの提供を目指して、2015年8月に株式会社知財アシストを設立し、

代表取締役に就任。