特許事務所ではできないことを

 特許申請などの特許庁への手続きを業として代理することができるのは、弁理士個人または特許業務法人という特別の法人です。これらに該当しない者が代理業務を行ったり、特許事務所と紛らわしい名称を使用したりすることは、弁理士法で禁止されています。

 

 弊社は株式会社という普通の法人組織ですので、特許庁への手続きの代理をお引き受けすることはできません。

 では、なにをするつもりかというと、特許事務所(弁理士)に馴染みが薄い中小企業・ベンチャー企業に知的財産を意識して事業活動をしていただくための足がかり(プラットフォーム)として機能することを目指しています。

 中小企業・ベンチャー企業においては、本人らが気づいていない問題がたくさんあるはずですが、よほどの問題を意識しない限り、特許事務所に足を運ばれることはなく、多くの問題が放置されているように思われます。相談に出向いた場合にも、弁理士との意識のずれや専門知識の不足からコミュニケーションがうまくとれない、説明が理解できない・・・などの問題が生じ、うまくゆかないことが多々あるとも思います。

 知的財産に直に関係する対策に限らず、その周辺にある諸問題・・・特許性を高めるためのブラッシュアップ、出願後または権利取得後の知財の事業化、販路や提携先の開拓などを含めて検討する必要もあります。

 

これらをふまえ、弊社では、知的財産の保護・活用に関するアシストをコアにおきつつ、技術開発、販路開拓、商品企画、補助金支援などの分野での豊富な経験と様々な企業を支援した実績を持つシニアアドバイザーによる多方面からのご協力ができる体制をとっています。

 また弊社のみで対応するのが困難な問題にぶちあたった場合には、的確な対応をすることができる専門家(当然、弁理士も含む。)に協力を要請したり、引き継ぎをする所存です。

 

 どんな分野についても言えることですが、一個人や一企業のみでオールマイティのサポートができるとは思えません。しかし、様々な専門性を持つ人が集まるプラットフォームがあり、核となるサービスの下でこれらの人々をまとめることができれば、各人がバラバラに動くよりも確実に質の良いサポートができると思います。

  実際、昨年8月の弊社設立以来、それまでの個人としての活動では考えられなかったような出会いが生まれていますし、思わぬ方面からのお声かけをいただけるようにもなってきました。新しく立ち上げた「よろず知財相談」を核のサービスに据えて活動を加速させ、多くの方に活躍していただける活きたプラットフォームとなり、中小企業・ベンチャー企業の皆様のお役に立ちたいと思っています。

株式会社知財アシスト 代表取締役 小石川由紀乃

小石川由紀乃 プロフィール

 理系出身者が圧倒的多数を占める弁理士業界において、大学で神経生理学や心理学を専攻した後、百貨店の書籍部門での勤務などを経て知財の世界に足を踏み入れた少し変わり種の弁理士。

 特許事務所勤務の傍ら、独学に近い無手勝流の受験勉強を経て、2005年に弁理士試験に合格。当初は、与えられた仕事をするだけのひきこもりタイプの勤務弁理士であったが、あるとき意を決して、外部との交流や情報発信などの活動を始める。

 中小企業のクライアントが多い特許事務所に長く勤務して見聞きした実情をふまえ、自分なりにできることをしようと、2013年に知的財産に関する専門部署を持たない企業に向けた知財サービスを提供する事業所:知財サポートルームささら(現・ささら知財事務所)を開設。

 より充実したサービスの提供を目指して、2015年8月に株式会社知財アシストを設立し、

代表取締役に就任。


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