我が社の虎の子知財

  先日、ブログの再開を宣言しましたが、ブログ以外の記事やサイトの構成も少しずつ更新してゆこうと思っています。 

  本日は、「助っ人知財部」のご案内ページに掲載しているロゴを、Ⓡ(R)マーク入りのものに変更しました

 

 ちなみに、商標登録を受けたからⓇ(R)を付けなければならないという決まりはありませんし、Ⓡ(R)マークが登録商標を表す正式な表示として日本の法律で規定されていることもありません。

 登録商標であることを簡単に表すことができる便利なマークですが、やたらめったらⓇ(R)付の表記をすることは避けねばなりません。ちょっとお堅い話ですが、付けても良いと言えるのは、登録の対象として指定された商品や役務(サービス)に関して登録された商標そのものを使用する場合のみにすべきと考えています。

 詳細は、過去記事(Rマークは万能か?)を御参照下さい。

 

登録第5911424号商標
     商標登録第5911424号

 弊社の「助っ人知財部」のロゴマーク(左または上)は、第45類の「知的財産に関する助言又はコンサルティング,知的財産に関する調査,知的財産に関する情報の提供」を指定して商標登録を受けております。

 その指定にあてはまるサービスをご案内するページに上記のロゴマークを表示する範囲であれば、Rマークを付けても差し支えなかろうと判断しました。

  

 引く手あまたとは、到底言えない助っ人知財部

 さして気の利いた名称と言うほどのこともなく、

 「心配しなくても誰にもとられないって!」 と、笑われそうですけれど。

 

  それでも万一、どこかのコンサル会社や特許事務所が同じまたは類似の名称を使い始め、そちらがメジャーになってしまったり、そちらが商標登録を受けて弊社が使用できなくなると、大変困ります。それを防ぐには商標登録を受け、登録されていることを明示し、アピール力を高めよう・・と考え、Rマーク付の表記に更新したのです。

 

 同じ理由で、もう一つRマークを付けたものがあります

 当サイトのヘッダに掲げている「知財アシスト」のロゴです。 

登録第5831585号商標
     商標登録第5831585号

弊社の看板であり、「助っ人知財部」とは比べものにならない、重要度が高い財産です。弊社の設立から間のない平成27年9月1日に出願し、平成28年3月4日に無事に登録を受けました。

 だけどね・・・ 実は、この登録商標をちゃんと使っている場は、当サイトくらいなんですよ(笑)

 下の正方形バージョンのロゴの方がアイコン的な使い勝手がよくて、つい多用するようになっています。

 横長バージョンも、封筒、名刺、通信文のヘッダなどで使ってはいるのですが、上に「株式会社」をくっつけているので、登録商標ずばりの形態ではありません。

 当然、これらには、Rマークを付けておりません。

 正方形バージョンも、構成要素(マーク・文字)は横長バージョンと共通ですが、こちらはマークが主の感がしますね。

 弊社としては、マークより「知財アシスト」の文字の方が重要なので、横長バージョンで登録を受けておき、正方形バージョンは禁止権(他者の使用を禁じることができる権利)の範囲で保護しようという作戦をとりました。

 本音を言うと、「知財アシスト」という文字部分のみで登録を受けたかったのですが、登録の可能性を高める目的でマークを組み合わせました。私自身は類似しないと確信してはいましたが、審査において観念が類似すると判定されることもあり得る・・という先登録商標があり、それとの違いをできるだけ大きくしようと考えたのです。

 

 私もそうですが、自分が思い入れをもって考えた名称は他人に使われたくない、と思ってしまうものです。

 でも、そのことを第一目的に考えて商標登録出願をすることはお勧めできません。

 

 まずは自分のビジネスを守るために、使用する商標でそれを使用する商品やサービスを指定して登録を受け、その使用を続けること。

 これが思い入れをこめた名称を掲げてビジネスを行う者の心得です。

 その点からいうと、設立間もない弊社がマーク付の会社名で商標登録を受けたことに誤りはなかったと言えます。

 

 とにかくも、乏しい資金から費用を工面して取得した大事な虎の子の知的財産権です。

 これらの保護のもと、「知財アシスト」や「助っ人知財部」をたくさんの方に知っていただき、

使っていただけるようにならなければ

 

 それがかなって弊社がもう少し成長するまで、「知財アシスト」や「助っ人知財部」の文字のみでの商標登録出願はお預けといたしましょう(^^)~

株式会社知財アシスト 代表取締役 小石川由紀乃

 

小石川由紀乃 プロフィール

 理系出身者が圧倒的多数を占める弁理士業界において、大学で神経生理学や心理学を専攻した後、百貨店の書籍部門での勤務などを経て知財の世界に足を踏み入れた少し変わり種の弁理士。

 特許事務所勤務の傍ら、独学に近い無手勝流の受験勉強を経て、2005年に弁理士試験に合格。当初は、与えられた仕事をするだけのひきこもりタイプの勤務弁理士であったが、あるとき意を決して、外部との交流や情報発信などの活動を始める。

 中小企業のクライアントが多い特許事務所に長く勤務して見聞きした実情をふまえ、自分なりにできることをしようと、2013年に知的財産に関する専門部署を持たない企業に向けた知財サービスを提供する事業所:知財サポートルームささら(現・ささら知財事務所)を開設。

 より充実したサービスの提供を目指して、2015年8月に株式会社知財アシストを設立し、代表取締役に就任。


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