弊社のアドバイザーが、それぞれの視点でまとめた記事を投稿しています。
アドバイザーSの数理統計学ブログ。ビジネスシーンで大いに活用できる分析方法の解説です。
ゆとり教育時代、小学校でπ(パイ)を3として計算するよう指導されていると聞いて唖然とした記憶がある。
実際には2002年度の小学校学習指導要領の改訂にともなって簡略計算ではπを3として求めさせただけであり、円周率は3.14であると教えていたとのことだ。
πは物理定数にも頻繁に登場する。
例えば真空の透磁率μ0は4πx10-7 H/mと定義されており、電磁波の速度を求めるのに必要な定数だ。
また標準正規分布(いわゆるガウス分布)の式は以下であり、品質管理、推計、検定の基礎となっている。
あるいは多くの研究者が美しい数式と呼ぶオイラーの等式は以下で表される。
自己相関関数はある時系列データとそのデータ自身にタイムラグ(遅れ)を設けたデータとの相関を見るもので、データに含まれる周期性を検出すのに有効です。
自己相関関数は次式で表されます。
Excelで演算する場合はラグ(遅れ時間)をずらしながら、元データとの相関係数を演算し、横軸をラグ(遅れ時間)、縦軸を相関係数としてグラフ化します。
一例として、日本が誇る大リーグプレーヤーであるイチローの打率成績を分析してみました。
海外ビジネスに関する豊富な見識を持つ米谷アドバイザーからの最新投稿です。
松本アドバイザーの「テーマ色々ブログ」 砂栽培農法に関する話題を2回にわたってお届けします。
「砂栽培農法について(その1)」の見出し
今回は、砂栽培農法のゆくえについて、私が考えるところをまとめてみました。
砂栽培(高床式砂栽培農法)ってご存知でしょうか。
腰程度の高さの高床の上に、15cm程度の砂床をつくり、その上で農作物を育てます。
液体肥料を水で希釈して、タイマーで定期的に農作物に与えます。
とてもクリーンで、作業も楽な上、高品質な農作物が安定的に生産できます。
<野村登の特許検索基礎講座>
研究開発・技術開発や製品化段階において、特許調査が必要になることがよくあります。
たとえば、
(1) パンフレットや学会発表の論文中に気になる特許があり、その特許番号の記載がある場合や、上司から特許番号の判った特許の調査依頼があったとき。
(2) アイデアや発明を考えつき、
そのアイデアは既に世の中の誰かが考えついて、特許申請をしているだろうか・・・?
または既に誰かに特許が与えられているだろうか・・・?
といったことを調べたいとき。
(3) 自社の研究開発の方針を決定するために、業界他社や自社の特許の出願や権利状況などを比較したいとき。
(4) 製品化を前に、自社製品が他社特許の権利侵害を行っていないかや他社の権利情報を知る必要が生じたとき。
これらの目的に手軽に利用できる検索ツールがあります。
独立行政法人 工業所有権情報・研修館特許情報(INPIT)が運営しているJ-PlatPatです。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage
インターネット環境があれば、どこでも、すぐに、しかも無料で利用することができます。